『ガルバト -GIRLS BATTLE AUDITION-』第2話は、60名から24名へ一気に絞り込むターニングポイントでした。
合否を分けたのは“上手さ”だけでなく、ステージで人を惹きつける一瞬と、次の課題で伸ばせる余白。
注目は、Girls²卒業直後のトアさんと、『THE DANCE DAY』決勝常連のコイロさん。
世代ごとの強みもはっきりと見え、20歳組は間の作り方、15歳組は素材の強さ、再挑戦組は仕上げの速さが武器でした。
次回は“24時間ミッション”のスキルチェック。配置と段取りで勝敗が変わる回として要注目です
【速報】ガルバト2話で二次審査結果発表|60名から24名への大激戦
第2話は、60名から24名へ一気に絞る”ターニングポイント”でした。
ポイントは「今すぐ光るか」だけでなく、「次の課題でどこまで伸びるか」。
放送後はTVerやHuluで細かな所作や歌割のニュアンスも見直せるので、推しの強みを再チェックしやすい回です。(日本テレビ公式/TVer/hulu)
佐藤晴美プロデューサーが重視した「可能性」という基準
佐藤晴美さんは、完成度の高さよりも”ステージで人を惹きつける瞬間”を見ていました。
たとえば、ミスをしても次の8カウントで表情と重心をすっと立て直せるか、歌詞の”核になる言葉”で声色を切り替えられるか、ユニゾンで周りの息づかいに合わせてコーラスへ寄せられるか――そういう”実戦のクセ”がある人は、荒削りでも残す方向。
器用にまとまっていても個性の芯が薄いと厳しめ、という空気でした。
要するに「唯一の光点」を持つ24名を先に押さえ、次のミッションで磨き上げる設計、という感じです。(日本テレビ公式)
ダンス・ボーカル・ラップ3課題の審査内容詳細
ダンスは”抜き”と”止め”のメリハリ、体幹の安定、そして裏拍のキープがカギ。
終端でピタッと空気を止められる人は一段と目立ちました。
ボーカルは音程だけでなく、語尾の置き方や子音の粒立ち、言葉の温度感までチェック。
ラップは母音処理とフロウの揺らしが効いていて、伝わり方がガラッと変わります。
評価は3科目の合計点というより、「この人をどこに立たせたらチームが一番強く見えるか」という配置視点。
ダンスが主戦でもコーラスが丁寧ならステージ密度を上げられますし、歌寄りでも立ち姿が整っていれば非センターでしっかり機能します。(番組概要:日本テレビ公式/Hulu)
EXILE NAOTO、小杉竜一、黒田みゆアナの審査員コメント
EXILE NAOTOさんは”LDHの現場基準”で、体幹・グルーヴ・見せ場の作り方をズバッと指摘。
小杉竜一さんは視聴者代表として「今、推したくなる瞬間」を素直に拾い、黒田みゆアナは言葉の届き方や所作の美しさを丁寧に言語化していました。
技術(NAOTOさん)×大衆性(小杉さん)×放送文脈(黒田アナ)が噛み合って、24名の顔ぶれに”納得の理由”が見える形になったのが、この回の見やすさでもあります。(日本テレビ公式)
二次審査通過者24名完全リスト|年齢・経歴・注目ポイント
第2話では、初期の60名から24名へ一気に絞られました。
放送では映像が短くなった候補生もいたので、名前や表記は今後の公式更新に合わせて微調整していきます。
ここでは世代やバックグラウンドごとに、2話時点で見えた強みをやさしく整理しておきます(日本テレビ公式/Hulu)。
最年長20歳組:Girls²トア(原田都愛)さんとアイビーさんの存在感
20歳組は、とにかく落ち着きが頼もしいです。
トア(原田都愛)さんはカメラの切り替えやコーラスの入り直しに素早く反応して、場面ごとの空気を上手に整えていました。
アイビーさんは体幹がしっかりしていて、ユニゾンでも姿勢が崩れず、フレーズの終わりを綺麗に締めてくれます。
若い世代の勢いが映える回でも、要所で空気を引き締める役割を担えていました(ORICON)。

再挑戦組:NoNoGirls出身・アイコさんとサアヤさんの雪辱
再挑戦組は、課題の意図をつかむのが早いと感じました。
アイコさんはアクセントの置き方がはっきりしていて、”抜き”の瞬間に色気が出ます。
サアヤさんは表情の切り替えがスムーズで、視線と上体の角度だけで曲の表情を変えてきます。
短い準備時間でも仕上げてくる力があるので、三次のスキルチェックでも段取りの良さが強みとして生きそうです(番組公式/モデルプレス)。
15歳最多7名:コイロさん・モモさんらの厚いタレント層
15歳世代は、素材の良さと学習スピードの速さが光っていました。
コイロさんは『THE DANCE DAY』で2年連続決勝という実績どおり、音の”間”の取り方が巧みで、スピードの上げ下げでも見せ場を作っていました。
モモさんはユニゾンでラインを崩さず、フォーメーションが変わっても画面の印象を保てます。
裏拍をキープしながら上体をしなやかに使える人が多く、短期ミッションでもまだまだ伸びる余地が大きいと感じます(『THE DANCE DAY』決勝一覧:日本テレビ:/ガルバト公式X:)。
最年少14歳組:アヤネさん・ナギサさん・マオさんの将来性
14歳組は、体づくりの途中でも感性の良さがはっきり伝わってきました。
アヤネさんは語尾の処理が繊細で、ボーカル課題で言葉の温度を素直に乗せられます。
ナギサさんは上半身のしなりが自然で、終わりの”止め”まで丁寧に運べます。
マオさんは視線の拾い方が上手で、短い抜きでも存在感を残していました。
三次の24時間ミッションでは、基礎を崩さず新しい要素を積み重ねられるかが勝負どころになりそうです(日本テレビ公式/Hulu)。
話題の注目候補生ピックアップ|Girls²卒業トアvsダンス界の星コイロ
第2話時点でSNSの熱量が高かった顔ぶれを、実績と”次のミッションで伸ばせる点”という2軸で整理します。
まずはトアさんとコイロさんの二強、そこにEXPG出身組の安定感がどう絡むかが焦点です。(日本テレビ公式)
トア(原田都愛)20歳の新たな挑戦「大人として成長した姿を」
トア(原田都愛)さんは、Girls²を8月末で卒業し”LDHの次フェーズ”に踏み出したばかり。
第2話でも、余計な手数を引き算して要所で”間”を置く所作が効いていて、ユニゾンの密度を落とさない視線のコントロールが印象的でした。
三次の24時間ミッションでは、段取りとメンタル管理が勝負ですが、トアさんは経験値由来の「場の整え方」が強み。
コーラス帯やセンター外でも画面を締められるので、チームの骨格を支える役回りで評価をさらに積み上げやすいと見ています。(ORICON:卒業発表)
コイロ15歳『THE DANCE DAY』決勝2年連続の圧倒的実力
コイロさんは、”音の間”の扱いが絶品。
ため→爆発→静止のコントラストで1分の尺を支配できるタイプで、LDH系の大編成ステージでもソロの一撃で雰囲気を変えられます。
日本テレビ『THE DANCE DAY』の決勝ラウンドに名を連ねた実績は、基礎+表現+本番強さの三拍子がそろっている裏づけ。
三次のスキルチェックでも、短時間で”見せ場の山”を作る編集力がそのまま効くはずです。(日テレ公式・決勝ページ:/THE DANCE DAY公式Xの決勝投稿/本人Instagram)
EXPG出身組の安定感:ユララ・コハル・ミナミの基礎力
EXPG育ちの候補生は、重心移動・アイソレ・ユニゾンの揃え方が身体に入っているため”短期仕上げ”に強いのが特徴です。
たとえばユララさん(児玉ゆらら)はEXPG Lab掲載の経歴どおりステージ経験が厚く、コハルさん(吉田心春)もEXPGの資料・発信で在籍と活動歴を確認できます。
ミナミさん(佐藤美波)もEXPG Labページに情報があり、三人とも”土台の正確さ”が武器。
三次では、隊列の切り替わりやブレイク前後の”止め”で差が出やすいので、EXPG組の基礎は評価されやすい地合いです。(EXPG公式サイト/ユララEXPG Lab/コハルEXPG資料:PDF掲載/ミナミEXPG Lab)
視聴者・ファンの反応まとめ|SNSで話題の候補生は?
放送直後は、公式Xの告知・予告ポストを軸に感想が一気に流れました。
短尺のハイライト動画(YouTube)に対しても「通過おめでとう」「次はセンターで見たい」など前向きな反応が多く、候補生名での検索も伸びています。(公式X/#02予告YouTube)
#ガルバト Twitterまわりの盛り上がりどこ発?
発火点は放送前日のカウントダウン告知と、放送直後の「#第2話 見逃しはTVer、完全版はHulu」導線。
これにリプ・引用が連鎖して、推し名や「スキルチェック」「24時間ミッション」などのワードが一緒に回りました。
数字の断定は避けますが、実感としては”告知→放送→見逃し案内”の三段構えがもっとも拡散効率が高い流れでした。(公式Xポスト)
推し候補生の通過に歓喜の声続々
通過者に対する「おめでとう」投稿は、トア(原田都愛)さんとコイロさんに集中。
トアさんは卒業発表の文脈から”新章の第一歩”として応援が厚く、関連ポストの引用・応援文が増えました。
コイロさんは『THE DANCE DAY』の決勝実績に触れる声が目立ち、「間の取り方が別格」「一撃で空気が変わる」といった評価が並びました。(ORICONの卒業報道/ORICON公式Xの告知引用/THE DANCE DAY決勝ページ)
脱落した36名への惜しむ声とエール
「次の舞台でまた会おう」「悔しさを力に」というトーンのエールも多数。
とくに学年が下の候補生には”まだ伸びる時期、ここから”というコメントが多く、TVerやHuluでの見直しを勧め合う動きも見られました。
見逃し導線が共有されやすい設計だったのも追い風です。(TVer番組ページ/Hulu番組ページ)
次回3話予告|三次審査「スキルチェック」の内容と展望
三次審査は”実戦力の棚卸し”に近い回です。
ダンス/ボーカル/ラップの基礎をもう一段深掘りしつつ、限られた時間内でどこまで仕上げられるかを確認します。
第2話までで見えた「瞬発力」「段取り力」「役割適性」が、そのまま得点源になりやすい構図。
見逃し配信で予告映像とテロップを見直すと、課題は”短期完遂”を前提としたメニューで、メンタルと体力の両輪が問われることが伝わります(日本テレビ公式/ Hulu/J:COM番組表 )。
24時間ミッションの概要と課題内容
キモは”24時間でどれだけ戦える形にするか”。
振付・歌割・ラップの言葉運びを同時並行で詰めるため、最初の2〜3時間で役割と段取りを確定できるチームが伸びます。
ダンスは「抜き」と「止め」を仕込む時間配分、ボーカルはキー設定とハモの割り振り、ラップは母音処理とブレス位置の確定が早いほど仕上がりが安定。
トアさんのような”場を整えるタイプ”は初動の設計で効き、コイロさんのように”見せ場の山を作れる人”はラストの通しで加点を取りやすいはずです(予告映像のナレーションとテロップから要点を整理:日本テレビ公式/Hulu)。
チーム分けによる新たな競争構造
三次は編成勝負でもあります。
歌寄り・ダンス寄り・ハイブリッドの3タイプをどう混ぜるかで、同じ課題でも”見え方”が変わります。
歌寄りが多いチームはコーラスの厚みで勝負、ダンス寄りはフォーメーション転換と”止め”で印象点を稼ぐ、ハイブリッドはセンターを曲中で”回す”ことで全員の見せ場を作る——といった設計が現実的。
EXPG出身組はユニゾンの精度で土台を固めやすく、既存オーディション経験者は構成理解と時間管理でチームの”初動”を安定させやすいのが強みです(番組予告・SNSのコメント傾向より:日本テレビ公式、公式X )。
佐藤晴美が目指す「ガールズ版EXILE TRIBE」への道筋
佐藤晴美さんが掲げる像は”ライブで戦える総合力”。
歌・ダンス・ラップが三位一体で観客の視線を奪えるか、そして誰をどこに立たせたら最強かを基準にメンバー像を固めていくはずです。
EXILE NAOTOさんの現場目線のフィードバックが入ることで、細部のクオリティラインが明確化。
第3話では、センター固定ではなく”曲ごとに主役が変わる”設計をどのチームがやり切るかが見どころ。
ここをクリアできる顔ぶれが、のちの最終布陣でも核になりやすいと感じます(インタビューや報道の文脈、予告映像から総合:MANTANWEBなどの関連記事/日本テレビ公式 )。
まとめ
第2話は”60→24″の大転換回でした。
評価の軸は「完成度」より「ライブで光る瞬間」と「伸びしろ」。
20歳組の安定感、15歳組の素材力、再挑戦組の段取り力がそれぞれ効き、トアさんとコイロさんが熱量の中心に。
第3話は24時間ミッションで実戦力がさらに可視化されます。



