『ガルバト -GIRLS BATTLE AUDITION-』第3話は、26名→18名へ絞る三次審査「24時間ミッション」。
オンエアではピンク/パープルが西野カナ「Best Friend」に挑み、語尾・ブレス・ユニゾンをどこまでそろえ切れるか、そして等速の移動や角度の精度まで含めた”届き方”が焦点になりました。
ユナさんの采配と精度、スズキ マリンさんの24時間での伸び、パープルの”歌主役”設計がハイライト。
評価は結果だけでなく中間チェック→修正→最終通しのプロセスも対象で、四次にも直結します。
【ガルバト3話速報】三次審査24時間ミッション開始!候補生をチーム分けでスキルチェック
3話は”待ったなし”の三次審査でした。
26名→18名へ一気に絞るうえ、24時間以内に歌とダンスを完成させるミッションが発動しました。
流れは、課題曲とカラー別チーム確定(ピンク/パープル=「Best Friend」、イエロー/ブルー=「Baby Don’t Cry」)→歌割・立ち位置の仮置き→中間チェック→修正→最終通しという高速サイクル。
テンポの速い現場では”うまい人が前に立つ”だけでは回らず、リーダーの段取り力と、メンバー全員の共有の速さがそのまま仕上がりに反映されます。
特にブレス位置や語尾の処理、列移動の等速といった「画に出る細部」をチームで統一できた組は、通しで一段締まった印象に。
結果はシビアですが、過程まで丁寧に見られるため、泣いても戻って立て直す人がきちんと評価に届く構図です。
8月30日放送の三次審査概要と24時間という時間制限
“24時間ミッション”は、時間の使い方=実力が浮き彫りになります。
初動の90〜120分で「歌割」「ハモの間隔」「主役の回し方」を仮決めできたチームは、中間チェック(仮通し)からの修正→再通しに十分なリードを確保。
逆に決め切れないまま練習量で押し切ろうとすると、語尾やブレスのばらつき・隊形の角度ズレが積み残り、本番で”惜しい”に終わりがち。
今回の編集でも、決める→共有→直すの循環が速いチームほど温度が揃い、18名枠に近づく手応えが描かれていました。
「たった1日で歌とダンスを完成させる」過酷なミッション内容
課題は西野カナ「Best Friend」と安室奈美恵「Baby Don’t Cry」。
どちらも”歌の届き方”が勝負で、歌詞の核語で視線を合わせる・ブレス位置を全員で固定する・ユニゾンの距離(3度/6度)を曲内で統一といった”揃え仕事”が短時間で求められます。
ダンス面は、列移動を等速で運ぶ・ブレイク前にしっかり”止め”を置く・方向転換の角度を揃えるが要点。
練習の”量”より中間指摘の吸収力がモノを言い、未経験のスズキ マリンさんが24時間で目に見える伸びを示したのはその典型でした(Hulu特別版)。
佐藤晴美の「本当の実力を見たい」という審査方針
審査は完成度だけでなく、人間性やチームワークも含めた総合評価。
プロデューサー佐藤晴美さんが見たいのは、短時間での修正力・献身・共有の速さまで含んだ”舞台に立てる力”。
審査席のEXILE NAOTOさんは精度と見せ場の置き方、小杉竜一さんは大衆性(届き方)、黒田みゆアナは全体の伝わり方をチェックし、コメントもプロセスと本番の両面に触れていました。
抱え込みがちなリーダー(例:ピンク=ユナさん、イエロー=アイコさん)を周囲がどう支え、全員の熱量を同じ高さに揃えたかも評価に直結。
26→18という大きなふるいの”理由”が、オンエアの編集からも読み取れる回でした。
チーム課題楽曲発表|ピンク&パープル「Best Friend」/(次回)イエロー&ブルー「Baby Don’t Cry」
三次審査はカラー別×課題曲で挑む設計です。 今回オンエア&特別版で描かれたのは**ピンク/パープル=西野カナ「Best Friend」の仕上げ。
対してイエロー/ブルー=安室奈美恵「Baby Don’t Cry」**は”次回”に回る案内でした。
評価はパフォーマンス結果だけでなく、中間チェック→修正→最終通しまでの過程も含めて見られます。
ピンク(リーダー:ユナ)—「Best Friend」で精度と一体感を両立
ユナさんが歌唱の芯と現場ディレクションで牽引。
初動で歌割→ハモ割→主役交代の設計を素早く固め、中間で指摘された語尾の置き方/ブレス位置を全員の共通言語にし直したのが勝ち筋でした。
- コハルさんは高いダンス力を”出し過ぎない”方向へ微調整し、曲のやわらかい温度に合わせる舵取りを習得。
- ノアさんは明るさを活かしながらチーム基準の温度に寄せる課題に着手。
- キオリさんは説得力ある声でユニゾンの芯を形成。
- スズキ マリンさんは未経験ながら24時間での伸びが顕著で、悔し涙からのリカバリーが到達点に直結。
- モモチさんは声かけ/段取り支援で一体感を底上げ。
最終通しでは語尾とブレスの統一+視線の合わせが効き、画の”清潔感”が一段上がりました。
パープル—「Best Friend」の”言葉の温度”を合わせ切る
パープルは、ユニゾンの距離(3度/6度)と語尾の抜きをチーム基準に合わせ、サビ前のわずかな”間”→静止を全員で揃えて”やさしさ”を画に定着。
ダンスは列移動の等速/角度の保持を最小限に整え、歌の温度を主役にする判断が奏功しました。
中間後の微修正の速さが通しの安定度に直結し、プロセス評価+本番の説得力の両輪で加点に繋がる流れです。
(次回)イエロー&ブルー—「Baby Don’t Cry」は”語り口”が鍵
イエロー(リーダー:アイコさん)とブルーは次回放送・特別版のパートで本披露。
課題曲は安室奈美恵「Baby Don’t Cry」で確定しています(公式案内/TVer)。
本稿ではネタバレを避けて最小限の触りだけ記しておきます。
ポイントは”語り口の統一“と”同じ熱量で一本に通す呼吸“。
どちらも中低域中心の表現と相性が良く、共通ブレス位置の決め方が仕上がりを左右します。
詳細(リハの組み立て、アイコさんのリーダーシップの具体、ミナミさんの表現面の評価、最終コメントの実際)は、次回オンエア/Hulu特別版の内容に完全準拠した別記事で深掘りします(番組公式Xの次回告知も参照)。
候補生の涙と成長|24時間で見えた真の実力と人間性
三次審査は、仕上がりだけでなく過程そのものが映ります。
限られた時間で迷いをほどき、もう一段ギアを上げられた人が”評価の芯”に触れました。
「上手くできない自分に悔しさがあふれ大粒の涙」のエピソード
今回いちばん胸に残ったのは、スズキ マリンさんの伸び幅です。
歌もダンスも未経験スタートで、序盤はブレス位置が合わず、語尾も流れがち。
中間チェックで課題を言語化してからは、①語尾を置く→残すの切り替え、②主旋律に寄り添う音量バランス、③視線の合わせ直しを優先して修正。
悔し涙のあと、“泣いた分を運び切る”練習密度に切り替えられたことが通しで可視化され、最終的に”24時間でここまで”と評価が追いつきました。
ユナさんの的確な声かけ(歌割の再提示、入りのカウントの出し直し)も背中を押す要因に。
涙は”折れ”ではなく再セットのサインとして機能し、チームの温度も一段上がりました。
チーム内での役割分担とリーダーシップの発揮
ユナさん(ピンク)は歌の芯+現場の采配で牽引。
抱え込みすぎる場面はありつつ、歌割→ブリッジの主役交代→ハモ割の順で”決める→共有→通す”を高速に回し、キオリさんの声を”ユニゾンの芯”に据える配置でチームを安定させました。
コハルさんには”上手さをそのまま出し過ぎない”調整が入り、曲のやわらかい温度に合わせて出力を絞る判断が功を奏します。
対して、アイコさん(イエロー:次回本披露)は、圧倒的な推進力を持ちながらもメンバーの熱量差という現実的な課題に直面。
ここで鍵になるのが、共通ブレス位置の固定と核語での視線同期。
個の強さを活かしながらも、“同じ呼吸で一本に通す”運用に寄せていけるかが、次回大きな評価ポイントになります。
限られた時間での振り付け習得と歌詞暗記の挑戦
24時間では、ダンス=列移動の等速/方向転換の角度統一/ブレイクの”止め”、歌=ブレス位置の共有/ユニゾン距離(3度/6度)の固定/語尾の置き方を先にそろえるのが得策です。
パープルは”歌が主役”に徹し、大振りの動きは足さないミニマム設計で語尾と間の静けさを画に定着。
ピンクは中間後に語尾とブレスの再共有→視線の合わせ直しまで一気通貫で整備し、最終通しでの清潔感を稼ぎました。
ここでの”合図”や”言い回し”を短い単語に統一するなど、共有の速さ=実力を示す具体が多く切り取られた回です。(Hulu特別版/TVer)
9月6日放送で26→18が確定|四次審査へ響く「プロセス評価」の重み
この回で26名から18名への選抜が確定しました。
結果だけでなく、中間チェック→修正→最終通しまでの”過程”が明確に採点対象として扱われ、次段(四次)に向けた評価軸がはっきりしました。
24時間ミッションでの各候補生のパフォーマンス評価
評価の芯は、①歌の届き方(ブレス共有/語尾の統一/ユニゾンの芯)、②ダンスの清潔感(等速移動/角度固定/止め)、③プロセスの質(指摘→共有→再通しの速度)。
- ユナさん(ピンク・リーダー)は歌の芯+采配で牽引し、語尾/ブレス/視線の共通化で通しの清潔感を底上げ。
- スズキ マリンさんは未経験からの伸び率が可視化され、「24時間でここまで」に到達。
- パープルは“歌が主役”の設計に徹し、半拍の”間”→静止まで揃えることで”やさしさ”の温度を定着。
本編と特別版は、結果+プロセスの両輪で拾い上げる編集になっており、その日の”直し切り”が評価を押し上げる構図でした。
チーム成績と個人評価の関係性
同一曲(Best Friend)内でも解釈と設計が違うため、チームの完成度と個人の加点は必ずしも一致しません。
- 非センターの機能価値(コーラスの音量設計、ユニゾンの芯、視線の誘導、終端の静止)が評価されるシーンが増加。
- 抱え込みがちなリーダーを周囲が”役割で分散”できたチームは、共有速度=本番の安定度に直結。
- 一瞬の”光”(ブリッジの主役交代、サビ頭の入り直し)を活かせた個人は、個人評価が自走しました。
この”チーム≠個人の完全連動ではない“という評価観が、四次審査でも継続しそうです。
脱落危機にある候補生の分析(四次で挽回するための最低ライン)
危機要因は、初動の迷い/共有の遅れ/通し前の硬直の3点。
四次での挽回には、
- 共通ブレス位置の固定(歌を一本化)
- 角度と等速の死守(画の清潔感)
- 核語での視線同期(言葉の”芯”を同方向へ)
を練習の冒頭30〜60分で確約することが最低ライン。
ここが決まると、主役回しや見せ場の山の差配が活き、短時間でも”届く”配置へ持ち込めます。
視聴者の注目ポイント|推し候補生の成長と今後の展望
3話は「24時間でどこまで上げ切れるか」を実演した回として、視聴者の目線が過程にも向きました。
とくにユナさん(ピンク)の”歌の芯+現場ディレクション”、スズキ マリンさんの”未経験からの伸び”、そしてパープルの”歌を主役に据える設計”は、感想や考察の投稿でたびたび言及が増えました。
同一曲「Best Friend」をチーム違いで見比べられたことも、視点を揃えやすく、何が仕上がりを変えたのかを語りやすくした印象です。
SNSで話題になった名場面・名言集
感想の中心にあったのは、スズキ マリンさんの「悔し涙からの到達」です。
練習中はブレス位置のズレや語尾の流れが課題として可視化されましたが、中間チェック後に語尾の置き方・主旋律への寄り方・視線の合わせ直しを優先して整え、本番では「24時間でここまで」のラインまで引き上げたことが胸を打ちました。
一方、ユナさんは、歌唱の精度に加えて歌割→ハモ割→主役交代を手際よく決め、語尾とブレスの共通化を言葉で素早く共有。
通しのまとまりが一段上がった瞬間は、切り抜き系の投稿で”理由が説明できる見どころ”として拡散しやすかった印象です(Hulu特別版/番組公式X)。
パープルは「Best Friend」の言葉の温度を前面に出す設計で、サビ前の半拍の”間”→静止をそろえ、ユニゾンの距離(3度/6度)の固定で音の毛羽立ちを抑制。
歌の”やさしさ”が画に残ったことは、考察ポストでもたびたび触れられました。
各候補生のファンダムの盛り上がり状況
推し方は箱推し(番組全体)と個推し(特定候補生)の二層が並走していました。
ユナさん界隈では「歌の芯と現場の采配」という語りやすい評価軸が定着し、アイコさん(イエロー。次回披露)は「推進力と安定感」で注目を集めています。
スズキ マリンさんは”未経験→到達”の物語性が共感導線になり、応援コメントが増加。
ミナミさんは短尺映像での見映えがよく、プロフィール(発信力)を踏まえた投稿が散見されました。
こうした語りやすい強みが整理されたことで、3話は”誰をどの観点で推すか”が明確になった回でもあります。
四次審査以降の予想とデビューメンバー予測(最小限の所感)
本稿は3話時点の情報に限って整理します。 評価の軸はこの回で明確になり、①歌の届き方(ブレス共有/語尾統一/ユニゾンの芯)、②ダンスの整え(等速移動/角度/止め)、③プロセスの質(指摘→共有→再通しの速さ)が四次以降にも引き継がれると見られます。
“主役を回せる人材”と”土台を支える人材”の噛み合わせが鍵で、ユナさんは前者の軸として、パープルのように歌主役の設計を体現できる人材は後者の要として存在感を増しそうです。
アイコさんとミナミさんは次回披露(「Baby Don’t Cry」)側の中心人物として注目度が上がっているため、四次の序列に影響する可能性があります
次回予告|イエロー&ブルー「Baby Don’t Cry」で何が試される?四次審査への接続点
3話ではピンク/パープルの「Best Friend」が描かれましたが、イエロー/ブルーは次回に登場します。
課題曲は安室奈美恵さん「Baby Don’t Cry」。
中低域の”語り口”と共通ブレスをどう揃えるかが要になり、ここで見せた呼吸の一致や温度の統一が、そのまま四次審査の土台になります。
H3:24時間ミッションの”次の一手”——本番直前までの詰めどころ
同じ24時間制でも、「Baby Don’t Cry」は言葉を運ぶ曲。
直前までにやり切るべきは、①ブレス位置の固定(全員が同じタイミングで吸えるか)、②語尾の処理(切る/残すのルール化)、③サビ頭の”間”(半拍の余白→入りの統一)。
この3点が揃うと、歌詞の意味が前に出て、“届き方”が一段クリアになります。
H3:チーム分けが生む競争構造——推進役と土台役の噛み合わせ
イエローはアイコさんが推進力で引っ張る構図、ブルーは等速の流れで一本化する設計がハマりやすい並びです。
四次を見据えると、主役を回せる人(推進役)とユニゾンの芯を作る人(土台役)のバランスが重要。
個の強さを保ちつつ、同じ熱量へ寄せることができるか——ここが次段の評価へ直結します。
H3:佐藤晴美さんが描く”ガールズ版EXILE TRIBE”への道筋
プロデューサー佐藤晴美さんは、結果だけでなくプロセスを重視する姿勢を明確にしています。
24時間ミッションで見えるのは、修正力・共有の速さ・献身といった”現場で信頼される才”。
この積み上げが四次以降の並びに反映され、最終的な”ガールズ版EXILE TRIBE”像のコアメンバー要件(推進力/土台力/発信力)を、より現実的な形で浮かび上がらせます。
※イエロー/ブルーの詳細(リハの組み立て、評価コメント、個々の到達点)は次回オンエア後に別記事で深掘りします。
ここではネタバレを避け、“どこが見どころか”に絞ってお伝えしました。
まとめ
24時間で歌とダンスを仕上げる三次審査は、技術だけでなく”人”がよく見える回でした。
ユナさんは歌の芯と段取りでチームを整え、スズキ マリンさんは未経験からの一歩一歩を積み重ねて本番に辿り着きました。
パープルは「Best Friend」の言葉の温度をそろえ、語尾や”間”まで丁寧に合わせたことで、曲のやさしさをそのまま届けています。
選抜は26名→18名へ。
評価の土台にあったのは、完成度だけでなく中間での気づきと、そこからの直し方でした。
誰かが抱え込み過ぎたら声をかけ合い、迷ったらルールを言葉にして共有する——そんな小さなやり取りの積み重ねが、通しの安定につながったことを、今回のパフォーマンスがはっきり教えてくれました。
要するに、この審査が映したのは「うまさ」よりも「届き方をそろえる力」。
主役を回す人も、土台を支える人も、それぞれの役割で”同じ方向”へと音と言葉を運べたチームが、結果に近づいていました。
ここまでの歩みそのものが、次に進む18名の強さになっていくはずです。



