韓国の人気オーディション番組の日本版『ミスタートロットジャパン』が大変話題となっています。
ですが、『ミスタートロットジャパンって?』という方もたくさんいらっしゃるはず。
そこで今回は、ミスタートロットジャパンについて韓国版との違いや見どころなどを徹底解説していこうと思います。
ミスタートロットジャパンとは?
ミスタートロットジャパンとは、韓国で大ヒットしたオーディション番組『ミスタートロット』の日本版です。
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— kyoko🌦 (@n_kyochanpf1004) March 1, 2025
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そもそもトロットとは何なのかですが、調べてみると『韓国の伝統的な曲調に合わせ、男女の情愛や家族について歌い上げる音楽ジャンル』というもの。
韓国では日本統治時代に日本の音楽が入ってきたのですが、それを韓国風に進化していったものがトロットです。
一時期は日本統治時代を思い起こさせるとのことで、人気が低下していたこともあったそう。
しかし、韓国でトロットが消えることはなく、音楽ジャンルとして確立されていたことが今回の成功の理由でしょう。
日本のトロットと言えば歌謡曲や演歌ですが、昭和や平成を代表するヒット曲を参加者たちはパフォーマンスをしていきます。
しかし、ただ懐メロを歌えばいいというわけではありません。
参加者たちは懐かしいメロディーに熱い思いを乗せて、新しい形にしてヒット曲を令話の時代に蘇らせるのです。
懐メロは私たち日本人にとってそれぞれの思い出が詰まった大切なものであり、参加者が歌ったらその時の気持ちを思い出させてくれるはず。
ミスタートロットジャパンは、たくさんの懐かしく大切な記憶を思い出させてくれるオーディションになるのではないでしょうか。
参加メンバーは全部で74人、プロアマ問わずハイレベルな戦いになる可能性は間違いなし。
ミスタートロットジャパンは参加者のプロフィールによって9チームに編成し、1人ずつパフォーマンスを披露していきます。
2025年2月19日には第1回の配信が開始されましたが、『スチューデントチーム』に振り分けられた11人が素晴らしいパフォーマンスを披露。
審査員たちは自身の心に響いたパフォーマンスにハートを押すことになっており、審査員すべてのハートを獲得できた参加者は次のステージに進むことができます。
審査員は10人なので、全員のハートを獲得するのは至難の業といえるでしょう。
『スチューデントチーム』は高校・大学・専門学校の学生で構成されており、間違いなく懐メロ世代ではありませんが、そんな彼らが審査員たちの心を打つようなパフォーマンスができるということに胸が高鳴りますね。
ミスタートロットジャパンの優勝者には、賞金1000万円、韓国『明日はミスタートロット』の参加者とのコラボ、そしてユニバーサルミュージックからメジャーデビューすることが決定しています。
参加者たちの熱い戦いを見届けたいですね。
韓国版「ミスタートロット」と日本版の違い
『ミスタートロット』の韓国版、日本版はどんな違いがあるのでしょうか?
まだ始まったばかりのミスタートロットジャパンの特徴を解説していこうと思います。
韓国版「ミスタートロット」の成功とは?
韓国版『ミスタートロット』の成功は、2019年に韓国で放送された『明日はミストロット』にあります。
【参考】韓国版「明日はミスター・トロット」の概要です。本戦(1回戦)チーム戦→本戦(2回戦)1vs1デスマッチ→3回戦チームミッション→準決勝14名(2ラウンド制個人戦)→決勝7名(作曲家ミッション・勝負曲ミッションの2ラウンド制) https://t.co/KNBVQbIPNM pic.twitter.com/aucFAFEKs5
— メ・モ (@two_of_usssss) February 22, 2025
近年、韓国のアイドルオーディションは国外でも人気を博しましたが、40代以上をターゲットとした番組はありませんでした。
そこで始まったのが『明日はミストロット』。
参加者は韓国伝統のトロットをアレンジして披露したことで、K-POPに慣れ親しんでいた若者たちに新鮮さが届きました。
さらに慣れ親しんだトロットに新たな風が吹き込んだことで、40代以上の視聴者も獲得。
『明日はミストロット』で優勝したソン・ガインさんは元々歌手として活動していましたが、同番組で優勝したことで韓国全土で有名となりました。
2020年に放送が始まった『明日はミスタートロット』はなんと視聴率30%台と脅威の数字をたたき出し、大ヒットとなっています。
また、現役のK-POPスターたちがトロットファンだということを公言したこともヒットの要因に。
活躍中のK-POPスターたちはサバイバルオーディションに勝ち抜き、視聴者たちはその様子をリアルタイムで見てきました。
韓国伝統のトロットにターゲットを絞り、なおかつ従来のサバイバルオーディション方式を導入していたことが成功の秘密と言えるでしょう。
日本版の特徴と韓国版との違い
『ミスタートロットジャパン』の特徴は、まず参加者が歌う曲のジャンルの幅が広いと言えます。
#ミスタートロットジャパン は【無料】でお楽しみいただけます🤗
— ミスタートロット ジャパン (@mrtrot_jp) March 1, 2025
(#6 以降は配信開始から1週間無料、以降はプレミアム会員が視聴可能)
Leminoでお気軽にご視聴ください🎶 #レミノでトロットhttps://t.co/rMqENrnWye?[…]_medium=other&utm_campaign=lemino_202502_nr-MRtrotdsnl-0220 pic.twitter.com/DolzyW3dnZ
日本版は歌謡曲や演歌、J-POPの懐メロまでとジャンルは多岐にわたり、参加者それぞれが自分の思い入れのある曲を選んでパフォーマンスするので、印象が全く違ったものに。
そして韓国版はすでにシーズン3も開催されており、どんどん進化しています。
韓国では『ミスタートロット3』が2024年下半期から放送されており、番組制作側が番組をグローバル化する方針を固め、『ミスタートロット3』の参加者と『ミスタートロットジャパン』の参加者が日本と韓国でパフォーマンスを競い合うこととなりました。
ミスタートロットジャパンはホーム&アウェイ方式が採用され、韓国でのパフォーマンスが予定されているので、そういった点も日本版の特徴だと言えるでしょう。
そして基本的な特徴として、日本版は参加資格年齢が15歳以上で義務教育が終了していること。
韓国版ではわずか9歳の参加者もいたということは、大きな違いかもしれません。
「ミスタートロットジャパン」の見どころ
#ミスタートロットジャパン
— The Breakfast Club代表 (@TheBfCS) January 30, 2025
観覧参加者の皆さんは、休憩時間にステージに上がらせていただき撮影タイムもありました📸
出場者の圧巻のパフォーマンス、
彼らの熱量、背負っている人生を感じながら見届けれて、本当に感動。
ぜひ応援してください📣 pic.twitter.com/YdBNTPjU54
ミスタートロットジャパンの特徴などを解説してきましたが、どんなところが見どころなのか知りたいですよね。
どんな参加者がいるのかなど、紹介していきたいと思います。
実力派&異色の参加者が集結!
ミスタートロットジャパンは、参加者が『社会人WEST』『社会人EAST』『スチューデント』『リベンジャーズ』『アイドル&アクター』『シンガー』『ダーリン』『KOREA』『コメディアン』の9チームに分かれています。
参加者はレベルが高く、実力者揃い。
第1回の配信では、『スチューデント』のメンバーたちが大活躍しました。
トップバッターは徳島出身の高校生・島憂樹さんだったのですが、大人しそうな印象の彼が歌い出した途端に会場の雰囲気は一変。
ミスタートロットジャパン # 2
— 島憂樹 (@shima_yuuki2007) February 27, 2025
楽しんでいただけましたか???
ワクワクが止まらないです!!
# 2お楽しみいただけた方は、
是非 # 1もご覧下さい!!!
皆さん、島憂樹に投票よろしくお願いします🙏✨️
#ミスタートロットジャパン #レミノでトロット pic.twitter.com/KcqGp47wkY
歌唱した曲は鈴木聖美さんの『TAXI』で、とても伸びやかで素晴らしい歌声を審査員たちは絶賛してオールハートを獲得しました。
慶應大学在学中の相澤侑我さんは郷ひろみさんの大ファンだといい、衣装も郷ひろみさんを意識したものを着用。
みなさん見てくれましたかー??
— 相澤侑我 / yuga aizawa (@yuga_aizawa1202) January 27, 2025
韓国発大人気オーディション番組の日本版
「ミスタートロットジャパン」
参加します!#ミスタートロットジャパン #mrtrotjapan
▶️インタビュー動画https://t.co/MmHsDfEnGt pic.twitter.com/gJEj74DOlz
西郷輝彦さんの『星のフラメンコ』を振り付きで歌い、まるで彼のコンサートを行なっているようなインパクトを与え、文句なしの合格。
結果、『スチューデント』は全員がオールハートを獲得するという活躍ぶりで、衝撃を与えました。
第2回には異色の参加者・風水ノ里恒彦さんが登場したのですが、ロングヘアに着物とインパクトのあるビジュアルが予告編でも話題に。
もうすぐ配信が始まります
— 風水ノ里恒彦(かざみのさと つねひこ) (@kayouyoka) February 16, 2025
ミスタートロットジャパン
ネタばらしや裏話も
山程ありますが
まずは見て頂きたいです。
2/19(水)21:00~ Lemino で配信
※Lemino での配信について、#1~#5 は無料配信#6以降は配信開始から
1週間無料でご覧いただけます。#Lemino#ミスタートロットジャパン pic.twitter.com/45PSJsCENB
パフォーマンスは日本舞踊と歌謡曲のコラボという一目置くもので、クリスタルキングさんの『大都会』を歌唱し、抜群のカリスマ性で見事オールハートを獲得しています。
このように非常に個性が強く実力も文句なしの参加者が集結しており、見応え抜群ですね。
日本版ならではの音楽スタイル
日本版は歌謡曲や演歌だけではなく、なつかしのJ-POPが選曲されているのも独特のスタイルです。
10代、20代の若者は、両親や祖父母が聴いていたから知っているという曲が多いかもしれません。
参加者たちの中には、日本の民謡の歌唱法を取り入れたという方もいました。
そういった日本の伝統と融合させるということも、日本版ならではといったところ。
また、演歌にも独特の歌唱法があるので、非常に日本の音楽は幅が広いということが勉強になります。
豪華審査員による厳しい評価
ミスタートロットジャパンの審査員は非常に豪華で、日本のミュージックシーンを牽引してきた方々が選ばれました。
#ミスタートロットジャパン の審査員にチャンミノさんいる~!
— tanta🐢 (@tantaer) January 22, 2025
放送楽しみ過ぎる! pic.twitter.com/fyO83IFS73
レジェンドマスターには演歌界の大御所・細川たかしさん、作曲家の武部聡志さん、歌手からは高橋洋子さんを筆頭にHitomiさん、Kさん、ソニンさん、お笑い界からは椿鬼奴さん、NON STYLEの井上裕介さん、Youtuberからはあみかさん。
トロットの本場・韓国からはチャン・ミンホさんが参加し、非常に厳しい審査を行いました。
参加者のレベルが高く、評価基準が高くなることは必然でしたが、経験豊富な審査員たちは細部までしっかりチェックしています。
細川たかしさんは演歌を歌う参加者には、歌い方の指導もするなど、さすがといった評価コメントが印象的でした。
数々のスター歌手を育てた武部聡志さんも感情表現の部分を参加者にアドバイスするなど、審査の本気度が伝わってきますね。
予選の段階でかなり厳しい審査を行ってきた審査員たちですが、本選からは新たに歌手のCrystal Kayさん、大友康平さんが加わることが発表されました。
審査員たちの熱いコメントもミスタートロットジャパンの見どころなのではないでしょうか。
「ミスタートロットジャパン」は日本で流行るのか?
ミスタートロットジャパンが日本で流行する可能性はかなり高いのではないでしょうか。
細川たかし大先生に「スタイルが良い」と褒められた我らが井澤巧麻さん(ニコニコ)#井澤巧麻 #ミスタートロットジャパン #レミノでトロット #ミストロ #미스터트롯재팬 pic.twitter.com/EXN5Ee9uUp
— K (@MMshot32) February 26, 2025
なぜなら参加者がパフォーマンスするのが懐メロ中心で、幅広い世代に受け入れられやすいというのが理由のひとつ。
知らない曲ばかりだとやはり途中で脱落する視聴者も多いですし、そういった面でミスタートロットジャパンは大ヒットするのではと予測できます。
昔のオーディションと言えば、ビジュアル重視という印象がある方も多いでしょう。
しかし、近年ビジュアルのみにフォーカスすることは敬遠され、実力さえあればどんな人でもチャレンジできるというオーディション番組が増えてきました。
それゆえ、日の目をみることがなかった実力者たちが、どんどんオーディションに挑戦できるようになっています。
ミスタートロットジャパンも参加資格は15歳以上で日本語のやり取りができるという点が重要視されているので、実力重視という部分が大きいのが魅力的。
なので視聴者は参加者の持つ人間性や才能を存分に感じることができ、自分の推しメンバーを見つけてしまったという人も多いのではないでしょうか。
オーディションの結果は視聴者による人気投票に左右されますが、その点もハマる人が増える可能性大。
すでにネット上では『母親に勧めようと試しに見て見たら自分がハマった』という声が上がっているので、オーディションが進むごとにそういった声は増えてくるでしょう。
また、経験豊富な審査員たちが、本気で参加者のパフォーマンスと向き合っているところも視聴者にとって面白いと感じる部分です。
審査員たちが厳しい意見を言うところも、パフォーマンスに感動しているところも私たち視聴者の思いを代弁してくれているように感じました。
ミスタートロットジャパンは本選がスタートしていますが、今後はグループ審査もあるとのことなので、サバイバル感がさらに増してくることが予想されます。
視聴者たちは自分の推しメンバーが脱落するという悲しい場面はサバイバルオーディションにつきものですが、それに至るドラマは何事にも代え難い感動を与えてくれるのではないでしょうか。
ミスタートロットジャパンはまだ始まったばかりですが、すでに白熱した展開になっており、日本でも一大ブームを巻き起こす可能性は十分にあります。
どの参加者が優勝してデビューを勝ち取るのか気になって仕方ないという方は多いと思いますが、ミスタートロットジャパン熱い展開を見守っていきたいですね。
まとめ
- ミスタートロットジャパンは韓国の大ヒット番組『明日はミスタートロット』の日本版
- 韓国では『明日はミスタートロット』の影響で若者やK-POPアイドルにもトロットファンが増えた
- ミスタートロットジャパンは歌謡曲、演歌、J-POPなど音楽ジャンルが幅広さが特徴
- ミスタートロットジャパンは審査員の辛口評価も見どころ
- ミスタートロットジャパンは幅広い年代に受け入れやすく流行の可能性大
ミスタートロットジャパンは、日本ではこれまでにないタイプの番組で、実力勝負の番組です。
もしかしたら、国民的な歌手が生まれるかもしれません!
本選の結果がたのしみですね!